
RNA-Seq解析とは、RNAの塩基配列を解析することです。
RNAはアデニン、グアニン、シトシン、ウラシルの4種類の塩基が鎖のように結合しており、DNAからの転写で作られてタンパク質に翻訳されるある意味で中間体です。
ですので、この塩基配列を解析することで、どのようなタンパク質が作られつつあるのかを知ることができます。
元の遺伝子であるDNAの解析と同じような意味合いもあるものの、両者には異なる点もあります。
RNA-Seq解析はこれらの点を補うことができ、どのタンパク質がどれくらいの量で作られつつあるのかに焦点を当てた解析を行うことができます。